育休お父さんの育児ブログ

普通の会社員の男性が、育児に携わって大変だったこと、楽しかったことなどを書いていきます。

育休を取ってもキャリアはマイナスにならない?→育休の使い方によります

こんにちは!1年間の育休を取って、絶賛育児中のたっきーです。

 

育休は興味あるけど、育休とると、キャリアに傷がつくんじゃないか、と恐れている人もいるかと思います。

そこで、今回は、育休を取った場合に、キャリアにとってマイナスに働くかを考察してみます。

ちなみに、私の場合は、かなりマイナスに働いています(泣)

 

 

不利益な取り扱いは法律違反

まず、育休を取った人について、嫌がらせとして、「希望しない職種や勤務先に異動させる」「減給する」といったことをすると、法律違反となります。

まっとうな会社であれば、そのようなことはないと思いますが…。

 

キャリアにプラスになる場合

育休を取ったからといって、育児をしなければならないわけではありません。

人によっては、ちょっと育児を手伝いながら、大学院に行く、ということをする人もいるようです。

1年間の育休期間中、何らかの方法で本腰を入れて勉強したり、何らかの副業で、新しい知識を取り入れたりすることができれば、キャリアにとってはプラスに働きます。

但し、育児はできなくなるので、家族からの評価は、ガタ落ちになる可能性があります。

 

キャリアにマイナスになる場合

育児・家事を頑張った場合、キャリアにとってはマイナスに働きます。

理由は簡単。次の3つです。

  1. 仕事で成果を上げられなくなる
  2. 勉強する時間が無くなるので、知識が補充できない
  3. 子供と話していると、だんだん日本語ができなくなってくる

会社での仕事がないので、成果を上げられず、報酬も上げられないのは、分かりやすいですね。

育児と家事は、前の記事でも触れたように、膨大な時間を要します。勉強時間が取れなくなるので、知識は増やせず、持っている知識も錆びついていきます(泣)。

 

tacky.hatenadiary.jp

 

子供には難しい言葉は通用しないので、簡単な言葉がメインになります。そうなると、語彙がなくなり、無意味な言葉(子供をあやすために使う「べろべろべろ」などの言葉)ばかり増えていきます。

私の場合は、大きくマイナスに振れたので、夜の時間を使って本を読んだり、このブログを執筆したりすることで、少しでもこのマイナス分を減らそうとしています…が、なかなか追いついていません。

 

まとめ

育休をとることで、キャリアにマイナスになるかどうかは、育休期間中の過ごし方による、ということを、今回は書きました。基本的には、育児をせずに、育休に入る前と同じくらい勉強し、同じくらい副業等で知識を取り入れていければ、キャリアにはプラスに働きます。

ただ、育休期間中、結局育児をしなかった場合、育児を通じて得られたであろうことは、得られないことになります。

キャリアにはマイナスになりますが、育休期間中は、頑張って育児に取り組んだ方が良いのでは、と私は思います。

 

#まあ、私もまだ育休中で、育休明けにどうなるかや、今後の勉強の進み方によって、今の私では気づけない何かが出てくるかもしれませんが…。その場合は、この記事に追加したいと思います。

取るだけ育休にさせないためにすべきこと5つ

こんにちは!育休で家事・育児を妻と分担している、たっきーです。

 

 育休に入る前に、育休について調べたりしていた時に見た記事に、「取るだけ育休」なるものがある、と知りました。

「取るだけ育休」は、その名の通り、育休を取って会社を休むものの、家庭では家事や育児をしない、というものだそうです。

 

育休を取ったからといって、家事・育児をする義務が発生するわけではないのですが…。

せっかくの育休ですから、やはり家事・育児をしてほしいですよね。

というわけで、今回は、取るだけ育休にさせないためにすべきことをまとめてみました。

 

 

大前提:家事・育児に協力する気のある人であること

但し、これは、家事・育児に協力する気がある人であることが条件です。

する気がないのであれば、育休を取ってもらっても邪魔になるだけなので、ぜひ取らないでいてもらいましょう!

万が一、取ってしまった場合は、一日当たり千円くらい渡して、朝ごはんから夕飯まで、外で済ませてもらいましょう。

コロナ禍もありますし、弁当でも買って、公園とかで食べてもらうのがお勧めです。 

 

その1:家事・育児のタスクを整理する

一口に家事・育児といっても、それは数多の有名・無名のタスクの総称です。

まずは、そのタスクを整理してリストアップしましょう。

もともと家事をしている夫であれば、家事の方はタスクを理解していると思いますが、育児の方は分からないと思います。

家事をしていない夫であれば、家事のタスクもわからないので、このリストアップが重要となります。

 

その2:各タスクの作業手順を明確にする

各タスクのやり方を夫に説明してあげてください。

相手のタスクごとのレベルに応じて、①作業の手順を細かく指示する、②作業のポイントだけ説明する、③タスクの項目だけ説明する、など、説明の粒度を変えてあげると良いです。

すでに夫の方でタスクの実行手順が確立したものがあるなら、それを尊重してあげましょう。

 

その3:各タスクの期限を明確にする

例えば、昼ごはん前に終わってほしいタスクがあるのに、夕方にやろうとしたら、意味がありません。

そのタスクは、いつまでに実施しなければならないのかを、明確にしておくと、効果的です。

 

その4:男性にもタスクの実施手順の改善をしてもらう

タスクの項目、作業手順、期限を明確にして対応してもらうようにした後は、実施している夫の方で、「こうだったら、よりやりやすいな」「この順番は、逆の方がいいな」など、改善案が出てくると思います。

その改善案は、夫が主体的に取り組んでいるからこそ出てくるものなので、ぜひ実施してもらいましょう。

 

その5:失敗を責めない

夫も人間ですから、間違えることもあると思います。

お皿を割ってしまうこともあれば、おむつ交換に失敗して服を汚してしまうこともあります。

余計な仕事が増えてしまいますが、この失敗は責めずに、一緒に乗り越えましょう。

失敗から改善案が出てくることもありますし、経験を積むことで、失敗率が下がっていきます。

 

まとめ

今回は、夫が取るだけ育休にならないためにすべきことを、私の実体験をもとにまとめてみました。

こうして考えると、すべきことの本質って、会社の仕事ですべきことと変わらないな、ということです。

タスクのリストアップ、手順・期限の明確化、手順の改善、失敗に対する寛容さ…どれも、会社での仕事でも求められることですよね?

会社でできていたのであれば、大丈夫。家庭でもできるはずですよ。

育児と家事の仕事工数を見積もってみた

こんにちは!育休を取得して、毎日、家事と育児に追われている、たっきーです。

育児も家事も大変なのに、社会的には、まったく評価されていないですよね。

 

そんなわけで、育児と家事にかかる負荷から、おおよその工数を見積もってみることにしました。

ご家庭により、手がかかる/かからない子供、こういう家電がある/ない、といった事情により、工数は変動するかもしれません。

出している工数は、私の家庭の場合での見積もりとなります。

ITエンジニアの見積もりと同様、1人日=1人の人間が8時間作業で考えます。

 

家事の工数は0.5~0.7人日

1日の中での家事仕事にかかる負荷から、おおよその工数は0.5人日~0.7人日くらいかな、と思います。

我が家では、ロボット掃除機を導入したため、毎日のリビングの掃除にかかるる負荷は(若干)減りました。

ですが、やはり毎日の洗濯と炊事の負荷は大きく、工数の大幅減には至らなかったです。

食事をレトルトに切り替えるなどした場合は、工数が激減するかもしれません。(コストは増大しますが)

 

育児の工数は2人日/1人

育児は、子供が寝ているときを除いて、ほぼ対応が必要です。

我が家では、1人当たり16時間くらい、子供の相手をしているため、1人あたりで2人日という数字になりました。

子供の数が増えた場合は、基本的にはこの工数に子供の数をかけることになります。

 

まとめ

上記にあてはめると、我が家の場合、家事(0.5人日)、上の子の育児(2人日)、下の子の育児(2人日)で、合計4.5人日となりました。

時間換算で36時間となります。

夫婦二人で対応しているので、なんとか、それぞれ余暇時間を作れている、というところです。

 

家事・育児の分担は「固定化しない」ことがオススメ

こんにちは!先日、4か月になった息子を、予防接種に連れていって、泣きわめく息子を抱っこし続けていた、たっきーです。

もともと、妻が連れて行く予定でしたが、体調がすぐれず、代わりに私が連れていくことになりました。

 

今日は、家事と育児の分担方法についてです。

 

 

家事・育児の分担は「固定化しない」

今回、育休を取って家事・育児を分担の仕方として、タスクごとに担当を決める「完全分業制」を考えていました。

炊事は妻、掃除は夫、下の子は妻、上の子は夫、のような分担方法ですね。

ですが、最終的には、家事も育児も、母乳以外はどちらもできるようにして、あとは、メイン/サブ担当という形にしました。

 

なんで「完全分業制」にしなかったの?

例えば、炊事担当、下の子担当の方がダウンしたら、ご飯を作らないのでしょうか?下の子は、ほったらかしでしょうか?

そんなわけないですよね。

でも、完全分業制だと、どんなタスクを、いつまでにしなければならないか、といったことが、担当していない方は分からないため、抜け落ちるタスクが出てきたり、ダウンしている人が無理して対応するなど、健全でない状態が発生しえます。

どちらも一通りできるようにすると、それぞれが習得することも多くなりますが、タスクの抜け落ちを防ぎ、無理な対応をせずに済みます。

  

「固定化しない」運用を円滑にするために大事なこと3つ

分担するタスクを固定化しないものの、メイン/サブ担当は決めておきます。

完全分業制と違うのは、メインではなく、サブがタスクを行うこともある、ということです。

 

タスクの情報を共有する

そのため、タスクの情報は共有しておきます。

どんなタスクがあって、いつまでにするか。それが分かっていれば、途中まではメインがやって、途中からサブが引き継ぐ、ということもできます。

タスクの一覧も作っておくと、何がどこまでできているかの共有がしやすくなります。

 

拙くても良しとする

メインの方が、サブより経験が多いので、より上手にできるでしょう。

なので、サブがやると、時間がかかったり、下手だったりすることがあります。

でも、そこは大目に見てあげてください。

許容できるレベルを設定しておいて、それ以上なら、良しとする、という感じです。

あまり厳しすぎると、サブの方のモチベーションが下がるので、譲れないポイントを絞ってチェックすると良いです。

 

感謝の言葉を忘れない

色んなタスクを分担していくことで、一日が回っています。

ですので、お互いに、感謝の言葉を忘れずに伝えましょう。

 

さいごに

今日は、家事・育児の分担方法について、書いてみました。

色んな意見はあると思いますが、やはり役割を固定化せず、どちらも何でもできるようにしておく方が、いざというときの安心感があります。

1時間だけ、片方がすべてのタスクを請け負って、他方がリフレッシュのためにお出かけする、といったことも可能ですよ。

 

育休開始に向けての準備

こんにちは!生後4か月になろうとする息子にスタミナがついてきて、余裕がなくなってきている、たっきーです。

余裕がなくなっているからか、娘がふざけていると、つい怒ってしまって…。

今日は、娘は、私と妻の両方に怒られていました。。

 

さて、今日は、私の育休開始に向けてのお話を書きます。

 

 

育休開始の準備

職場への連絡は早めに

育休を開始するにあたり、職場への連絡が必要です。

職場の方の準備もあるので、何か月か前(安定期に入ったころなど)に、育休を取得する予定であることを伝えておくのが良いです。

私の場合は、9月下旬予定日であるところ、5月に所属する部署の上司、6月に総務部に、それぞれ伝えました。

 

引継ぎの準備

その時点で、私は、9月に入ってから引継ぎする予定にしました。

引継ぎ対象を減らすために、ここからは、私単独での仕事とならないように調整を始めました。

 

失敗から学ぶ正しい引継ぎ

ところが、この予定は、もろくも崩れます。

まず、私だけに問い合わせが来たものを、そのまま返してしまうことがありました。

そのため、メンバーの他の人がその内容を認識できず、結果、引継ぎ対象が増えました。

自分だけに問い合わせが来ないように、育休取得を関連部署の人にも早めに伝えておくべきでした。

これは、社外のお客様を持つ場合は、そのお客様にも早めに伝えた方が良い、となると思います。

 

次に、妻と一緒に里帰りしていた娘が、急遽、予定日の1か月前(8月下旬)に帰ってくることになりました。

原因は、妻が切迫早産の危険があり、娘の面倒を見られなくなったためです。

結局、私は、予定より1か月前に、有休+欠勤という形で、職場を離れることになりました。

できなかった引継ぎは、オンライン会議で順次行いましたが、2歳児の面倒を見ながらの引継ぎは、非常につらかったです。

引継ぎ先にも、迷惑をかけてしまったな、と反省しています…。

こちらは、妊娠37週目になる前には引継ぎ完了しておくのが望ましいと思います。

(妊娠37週目からは正期産となるため。私の場合は、8月中に引継ぎ完了の予定としておくべきでした。)

 

有休日数とお金の準備

男性には産前休業がなく、育休は出産日からになりますが、実際のサポートが必要なのは、

  • 出産直前期
  • 退院後(里帰り出産の場合は、帰ってきてから)

なので、出産前にも休みが必要です。

有休日数が残っておらず、欠勤も使うと、私のように無給の期間が発生して、お財布に少なからぬダメージが発生します。

ですので、有休日数は、ある程度確保しておいた方が安心です。

 

また、育児休業給付金がもらえますが、毎月、すぐにもらえるわけではないので、当座の生活資金は確保しておく必要があります。

私は、育休突入からもうすぐ4か月になりますが、まだ給付金がもらえていません!

生活費が自転車操業状態だと、給付金をもらう前に生活が破たんするので、余裕を持っておきましょう。

 

まとめ

育休取得に向けて、職場でしておくべき準備は、こんな感じです。

  • 育休取得の連絡は、妻が安定期に入ったら
  • 上司と総務部門の他、関連部署や社外のお客様にも早めに育休取得の連絡を
  • 引継ぎは妊娠37週目に入る前に完了する計画にしておこう
  • 有休日数の確保
  • 当座の生活資金の確保

 

はじめまして

はじめまして!育休を取得して、日々育児・家事に追われている、たっきーです。

育休を取得して、そろそろ4か月になりますが、やっと何かしらを発信できる余裕が出てきたので、ブログを開設してみました。

自分で忘れないようにすることと、同じように、男性で育休を取得しようと思う人の参考になれば、と思います。

 

 

たっきーの職種と役割は何?

私は、システムエンジニアとして、自社で運営しているECサイトの面倒を見ていました。

チームメンバーは他に2人いますが、一部の仕事については、ほぼ私専属の仕事になっていました。

 

家族構成はどういう感じなの?

家族構成は、私(42歳)、妻(専業主婦、38歳)、娘(2歳)、息子(0歳)の4人家族です。

2人以上のきょうだいにしたい、というのは妻の希望で、年齢的なことも考えて、あまり1人目から間をあけずに、2人目をもつことにしました。

 

どうして育休を取ろうと思ったの?

いくつかの理由があります。

  • 娘の育児を経験して、育児の大変さを認識したため
  • 2歳差育児となり、ワンオペ育児は現実的ではないため
  • 娘が急成長期にあり、成長を見逃したくないため

ひとつずつ、理由を詳しく書いてみますね。

娘の育児を経験して、育児の大変さを認識したため

娘の時は、育休を取りませんでした。

ですが、週末と平日の夜は育児に参加していて、その大変さを、いやというほど知らされました。

抱っこで寝た子を布団におろすと、背中にスイッチがあるかのように泣き出し…。

離乳食をぐずって食べず、家の外に連れ出して外の風景を見せて気分を変えさせてまた食べさせ…。

夜間断乳を始めたら、夜中に3時間も寝ず、夫婦交代で抱っこし続け…。

なんだか、大変だった記憶ばかりです。

 

2歳差育児となり、ワンオペ育児は現実的ではないため

2歳差育児になると、上の子が、イヤイヤ期と赤ちゃん返りをするようになります。

0歳児は、新生児から乳幼児でのお世話が大変な時期です。(上記の娘の記述参照)

ワンオペ育児したら、妻が持たないだろうことは、想像に難くなかったです。

 

娘が急成長期にあり、成長を見逃したくないため

娘が話す言葉が増えてきて、動きも活発になっているため、1週間単位ではなく、ほぼ毎日、何かしらできることが増えている状況でした。

そうなると、今までの週末育児では、多くの成長を見逃してしまう、と思いました。

 

さいごに

今日は、私の状況と育休取得の動機を中心に書いてみました。

これから、近況を書く前に、育休開始前のこと、育休開始直後のことなど、ちょっとずつ書いていこうと思います。